なぜ、ロボットは園児の体調がわかるのか 

 くま先生ロボットは、幼稚園児と向かい合うとその子どもの体調が瞬時にわかる。そんなコマーシャルを何度か見たことがある。園児がくま先生に挨拶をする際、子どもの顔を確認し、さらに体温をチェックをすることで健康状態を判断するという。ロボットが人と会話をしてその人の状態がわかるのだから世の中進んだものだ。
 コンピューターが介在して何かを操作することで人間生活に役立ったり、センサーと組み合わせて人がいなくても一定条件で作動したり、物の作動にコンピューターが介在することをいま時の言葉で、IOT(アイ オー ティー)という。
 先日台湾資本のIT企業の経営者である友人と話をした。その中で彼は、営業の仕事だけはどんなにコンピューターが進歩してもなくならない、逆に言えば営業部門の仕事だけはコンピューターでは代用できないとしみじみと語った。