最近のコンビニで売っているたまごサンド、昔と違うことにお気づきだろうか。何が違うかというと、一様にボリューム感がすごいことになっている。
一昔前、コンビニでサンドイッチを買う時に、定番ではあるが正直、たまごサンドは敬遠していた。理由はただ一つ、食べ終えるにつれてがっかりするからだ。
パッケージの表面には具だくさんを演出しボリューム満点のように見える一方、三角形の頂点の方(パッケージだと底の方)はパンだけが残ってしまい、肝心のたまごサラダ(具材)が入っていないのが当たり前で最後まで楽しめないのだ。
サンドイッチの雄たるカツサンドなどの揚げ物は、パンの形と同様に四角形を対角線を引いて三角形になるように切れば収まりが良くなる。この最後まで味わえるという満足度の違いは大きい。だがここでもう一度考える。揚げ物はその切り方で四角いパンでも三角形のパンでも対応できると書いたが、たまごサンドのようなペースト状の具材をパンにはさむ方がむしろ簡単に収まるのではないかと。
なぜ、そのたまごサンドは満足度が高いのか
