街中でおなじみのクロネコヤマトの宅急便。そのトラックを見ていてあることに気が付いた。荷物を届けるために停めてあるトラックのタイヤがいつも同じ方向を向いている。どのトラックも一様に左にタイヤを向けて停まっているのだ。
我が家からほど近いヤマト運輸の集配所に停めてあるトラックを見ても、皆一様に左にタイヤが向く。
これは、停車中に万一サイドブレーキが緩み、無人で動いてしまってもハンドルが左を向いていればクルマは壁や舗道側に当たるだけで済む。被害を最小限にするための自衛策だ。
同社の停車時の基本ルールは、ギヤ入れ、左切り、サイドブレーキの二段引き、輪止めだそうだ。まさに念には念を入れた危機管理体制。
なぜ、宅急便のタイヤは左を向いているのか
