毎年のことだが、損害保険の更新の時は馴染みの営業マンに来てもらい、更新の依頼と変更点の説明をしてもらう。
彼は元々私の部下で、かれこれ20年近い近い付き合いになる。気心も知れていてこちらのニーズも把握している。説明はいつも卒なくこなし信頼に値する。
以前から彼は、大きなバッグを持って客先を回り、大変そうだと感じていたのだが、時が過ぎこのIT化が進んだ時代でも、バッグの厚さは以前とさほど変わっていなかった。
何をそんなに持ち歩くのか聞いたが、その答えは以前私が教えたものそのままだった。今日お会いするお客様の情報を事前に整理し、生活の変化に沿った提案書やカタログ等資料一式をそろえて持参する、と。
なぜ、損保の営業マンはぶ厚いカバンで訪問するのか
