なぜ、私たちは早朝からミサイルに怯えたのか

 8月29日 月曜日。この日早朝から日本中に激震が走った。
 午前6時2分、いつものNHKのニュースでいきなり見たことの内容な画面が映し出される。北朝鮮からのミサイル発射の警告。
 このところのアメリカ合衆国と北朝鮮との状況を考えると、もしかしたらと思いつつも、心のどこかでそれは無いだろうと考えていた矢先だった。
 報道では、頑丈な建物や地下に避難しろと繰り返す。しかし東京など大都市ならいざ知らず、東北や北海道の地方都市で頑丈な建物と言われてもどうすべきなのだろうか。
 ミサイルは日本の国土領域を通過するのは、わずか数分間と言われている。事実6時2分に発射のニュースが流れた後、6時14分に太平洋上に着弾したという知らせが流れた。この間12分間、この時間、多くの日本国民は不安に駆られ、当地の東北や北海道、関東北部地域の方々はどうすればよいのか迷ったに違いない。具体的にいつどこに避難すればよいのか、もしくは避難せずに済むのかなどの情報が流れなかったからだ。不安な気持ちを抱えたまま過ごすしかなかったわけだ。