昨今、若者が離れてゆくものの代表格として、クルマを挙げる人が多い。この業界の末席に身を置くものとしては、非常に残念なことだと思う。
クルマ同様、若者の酒離れという言葉もよく耳にする。しかしながら、酒の場合は商品の回転が早いため、商品開発や市場開拓は頻繁に行われている。中でも市場の開拓という点では、世の中の様々な動きを察知し、仮説を立ててテスト販売を行い新たな分野で新しい市場を開拓しヒット商品へと着実に育て上げている。もちろんその陰に多くの失敗があることは言うまでもないが。
ビールの需要が著しく減っている今どきは、どこの酒造メーカーもビール系飲料以外のメーカーの柱を模索する。
なぜ、缶酎ハイとハイボールは売れているのか
