昨今、医療の世界でも人手不足は、もはや待ったなしの状態だと聞く。そんな中、先週3日間の検査入院をし、医療業界の多忙に加担してしまった。
私が入院した病院は首都圏の中核都市にある大学病院なのだが、医師たちは朝早くから夜遅い時間まで診察と手術の連続だ。また看護師の方々も常に忙しくしている。
ちなみに私の病棟の看護師は皆女性で、外来の看護師と違ってベテランは少ない。彼女たちの年齢はおそらくは20代半ば、学校を卒業して数年目といったところだろう。
病室でも若い彼女たちは非常によく働く。何より感心したのは、患者の一人ひとりと話をするのがとても上手いことだ。
彼女たちが診る患者の大半はおよそ60代以上で、50代になりたての私など、病棟の中では若い患者の部類。彼女たちはそんな年配の患者たちのおしゃべりの相手もよくこなす。これも看護の大切な仕事のうちなのだろう。
何となく想像がつくだろうが、