仕事で地方のお店に向かう際、タクシーを利用することがある。そんな時にいつも思うのが、地方では年配のタクシードライバーが多いということ。そもそも若い働き手自体が少ないなどといってしまっては身もふたもないが、本当に若いドライバーは少ない。
彼らのタクシーに乗って話を聞くと、昔は異業種で働いていたが、一度その仕事をリタイアしたのち、第2の仕事としてタクシーに乗っているというドライバーが多い。もちろん前職もタクシードライバーという人も少なくないが、そのような人は、以前は都市部で働いていて、今は生まれ故郷に戻ってタクシーに乗ると言う人が結構多い。
とは言え都市部でも年配のタクシードライバーは多い。しかし都市部は30代40代の若手のドライバーもそれなりに働いている。地方のタクシー事情とはその点が違う。
このようなわけで都市部に比べ地方のタクシードライバーの平均年齢はかなり高くなる。地方のタクシー業界はシルバー世代により人手不足を回避していると言える
私たちの業界も慢性的な人手不足が続く。特に整備士不足は深刻だ。