なぜ、スーパーマーケットでカード払いが増えたのか

 私は夕方のスーパーマーケットの行列が苦手だ。そんな中、いま時は各社とも効率的な会計を行うために様々な工夫を行う。例えばカード払いの促進。
 クレジットカードでの支払いは、一昔前と比べてかなり増えた。若いお客さんだけではなく、意外に思うが50代~60代と思しき世代でもクレジットカードの利用率は高い。
 さらにここ最近スーパーで導入が増えているのが、セルフ式精算機だ。セルフ式精算機とは、完全なセルフ式レジとは違い、店の人の手によりレジを通した商品の代金を、レジの先にある精算機に自分でお金を入れて精算するもの。代金の精算を店舗スタッフが行わなくて良い分、すぐに次のお客さんのレジ打ちが可能になる。ここでもクレジットカードは使える。新たな仕組みにより少しでもお客さまの不満を解消しようと努力している。
 スーパーマーケットに限らずコンビニでもレジの支払いを小銭中心の現金から、交通系などICカードやスマホ決済を導入する動きが加速している。スマホ決済などは運営会社それぞれの思惑がありなかなか統一のプラットフォームとはいかないが、レジでの時間短縮は効果的で、今後さらに利用者が増えると見込まれる。
 翻って私たちの業界はどうか。クレジットカードの決済については最近でこそ増えたが、