何度か記している友人のマンション購入記。売買契約も終えてひと月半に及ぶリフォームが行われているというが、まだまだ予断を許さないと友人は神妙な顔をする。
一世一代の買い物で自分の思いが形になる段階にきているのに、嬉しくないのかと聞いた。すると彼は、リフォームするのにオーダーした内容について、後日、商品の見直しを依頼されたり、部材の金額修正、壁紙に至っては散々迷ってオーダーしたにもかかわらず、翌週になって、ほかにも高機能の物があったので再検討を勧めたいと言われたという。だったら最初に言えばいいのにと呆れ顔。
このリフォーム担当者、最初のころはベテランらしくハッキリものを言ってくれていたのだが、打ち合わせを重ねる度に抜け漏れが多くなり、「確認し忘れていました」ということが度々起こると嘆く。
リフォームだけでも高級輸入車1台が買える金額。今後、我が家でリフォームをすることがあっても、その会社ではお願いしたくないと痛感する。
このように世の中の会社やブランドは、
なぜ、一世一代の買い物が楽しくないのか
