コロナ禍のさなか、交通各社の損害はかなり大きい。新幹線も飛行機も、乗車率・搭乗率は激減している。特に航空各社の落ち込みは激しく危機感は強い。
航空会社はコロナ直前のインバウンドの急増や東京オリンピックに向けて、増便増員体制を整えて、さあこれからというところのこの状況、苦しくないわけがない。
その中で、福岡空港では飛行機に乗っていただける方に感謝の気持ちを表そうと、5月一杯、航空会社7社合同で、ある特別なサービスを行った(その後一定期間延長された)。
通常航空会社各社は、各々の会社や系列毎の地上スタッフが、駐機場での貨物の積み降ろしや誘導路までの移動などを行う。
そして駐機場から滑走路に向かう飛行機を、それぞれの会社の地上スタッフが横一列に並び手を振ってお見送りを行う。ここまでは飛行機に乗るといつも見る空港での風景。
福岡空港での特別なサービスとは、航空会社7社が会社の垣根を越えて各社のスタッフが揃って離陸する飛行機に向かい手を振ってお見送りを行うというもの。
もちろん諸々の事情により7社のスタッフが集まってお見送りサービスを行う便は限定されるが、