先日のコラムで、スーツを買いそびれた話を書いたが、その後の話。結局スーツを買うのをやめて、夏用のブレザーを買うことにした。パンツは追々。
ブレザーはどちらかと言うとカジュアルに近く、仕事で使うにしてもフォーマルな場所では使いづらい。きわめて略式であるので、それほど高価なものでなくても良いと思っていたが、とりあえずわりとよくスーツを買うブランドを覗いてみた。
何着か生地の違うものを見る。少し距離を置いた位置でスタッフがこちらの様子を確認しているのがわかる。押しつけがましくないのでこちらから声をかけやすい。
生地の違いや着心地などを聞く。すると、どのようなシーンで着るのか逆に質問された。仕事がメインで、主に冷房の効いた室内や電車内などで冷房避けの要素が強いことを伝える。するとそのスタッフは私の用途に合ったブレザーを用意してくれた。
問題は価格。このブランドは略式の物を買うには少々高価。カジュアルな服にしても、部屋でごろごろするための服ではなく、よそ行きの服として買いたいブランドだ。
それでも価格以外は私が探す条件に合っているので、思い切って購入した。