街で子どもや犬を連れた人が、友人や知人に会って話し込む場面を見かける。友人や知人が、連れている子どもや犬に興味を持って話しかけたりする人とそうでない人が分かれる。子どもや犬に関心を向けて話をするときはおよそ笑顔で話をしている。
そこで子どもや犬に関心を向けず、言いたいことだけ言って終わりでは、良好なコミュニケーションは成立しづらい。シンプルで無駄がないとも言えなくはないが、大切な感情の部分で相手と親密になることはできない。
これはビジネスにおいていかなる職種でも言えることだ。営業系の仕事は言うに及ばず、理系の仕事、いま時ならITやAIなどといった最先端技術の研究であっても、周囲のメンバーとのこの手のアイスブレイクは非常に重要になる。
そんなことは関係ないという人もいようが、間違いなくお互いの信頼関係を構築する基盤であろう。例えば、その時はわからなくても、後々意見の食い違いなどあった際に、「お互いにボタンの掛け違いがあった」などと言われることがある。それらの多くは、良好なコミュニケーションが醸成できていればたいていは発生しないで済む事案だ。
なぜ、会話の相手を「善い人」と思うのか

