なぜ、最近のドラマは ”伏線回収” が話題になるのか

 最近、ネットでテレビドラマの批評をする記事を見かけることが多い。その記事を読んで、「ちょっと観てみようかな」などという気になったりもする。批評の中でよく目にするのが ”伏線回収” という文章だ。例えば、「今週のこのドラマは、過去数回に仕掛けられた伏線がしっかり回収され、観ていてとても腑に落ちた」など。
 そもそもドラマや映画、小説などは、意図して後々の展開に影響を及ぼすことを物語の中に伏線としてちりばめさせている。作り物であるからそれ自体は偶然ではなく必然ではあるが、全体を通して考えると、実際に起こりそうな伏線は数々存在し、それが視聴者や読者の気持ちを引き付けると言っていい。したがって後半の伏線回収のシーンが来た時に視聴者や読者は「なるほど、だから彼はあの時こんなことをしていたのか」と腑に落ちる。前半部分でその伏線となる仕掛けや行動に気を留めていないと、すべてがわかったときの納得感や面白さが半減してしまう。
 自動車販売でもそんな伏線と回収の場面は実に多く含まれる。