なぜ、時々ホテルの料金は急激に上がるのか

 宿泊を伴う出張の際にホテルの手配を自分で行うが、悩ましいことが時に起こる。いつもは簡単に予約できるホテルが予約できないことがある。満室であればあきらめもつくが、残室わずかで金額がいつもの2倍近いなどということもある。
 しかし世の中の旅行者はその高額な部屋をためらいもなく予約する。紅葉の名所や桜の名所では見ごろを迎えた時期は近隣のホテルの価格はかなり高騰する。地方の著名な祭りなども同様。さらには人気アイドルや著名なアーティストなどのコンサートがあると、隣の街のホテルまで予約が取れないこともある。私も過去に何度か、人気アイドルグループのコンサートや、地方都市の夏の風物詩の夏祭りの日程と重なり、予約を取るのに苦労した経験がある。もちろん取れた予約は通常期の約2倍の金額、それでも寝る場所が確保できただけ幸運と思うしかない。
 なぜ旅行客は先を争って高額になったホテルを予約するのか。それはその値段でもその街のホテルに泊まる価値があるからに外ならない。彼らには旅行の目的を達成するために、そのホテルに泊まることがマストだからだ。早い話が当初よりそのくらいの価格は織り込み済みということだ。だからホテル側も強気で値付けしていると言える。