政治家には外遊がつきものだ。岸田総理による、先のG7首脳会談のための欧州歴訪もそうだ。そしておよそ各国での会談は和やかなムードで執り行われる。
G7にしろ前回のアジア歴訪にしろ、概ね日本を歓迎する国が相手なので想定されることだが、それでも和やかに会談を進めるためにはそれなりのポイントが存在するという。
そのポイントこそ情報収集だ。事前に相手の国がどのような問題を解決したいと思っているか、それに対してわが国ではどのような協力ができるのかを理解しておく必要がある。国と国であるから当然国際問題についてが主題になるが、時として国内事情に言及し、支援や民間レベルの協力にも至る。いずれにせよ細かい事前情報が重要であり、その国がどんなことに気を揉んでいるかを明らかにしておくことが大切ということだ。そのような下地があるからこそ、相手が喜ぶ提案ができる。
自動車販売の現場でも同じようなことが言える。特に既納客や再来店のお客さまとの商談の時によく表れる。再来店のお客さまの場合、最初の商談時に収集した情報だけでは成約に至らなかったわけだ。したがってより深くお客さまが購入しようとする理由を探り当てなければならない。それがお客さまの「購入に至るストーリー」だ。
なぜ、政治家の外遊は和やかなのか

