なぜ、セルフレジの導入で人手不足になったのか

 最近スーパーやコンビニでは、買い物客が商品を自動精算機で会計を行うセルフレジをよく見かけるようになった。レジと言えば一般的にはレジ係がPOSレジ(販売時点情報管理システム付きのレジ)と言われる、商品に付いているバーコードを読み取り、代金を請求し顧客が支払う方法だった。このPOSレジでの精算を経験したことがある人は多いであろう。有人であるPOSレジに対し、セルフレジは基本的に自身で精算をする無人のレジだ。セルフレジ導入の背景には、無人レジになるため従業員の人件費が削減できるメリットや、従業員の人手不足を解消できることである。時代の流れから経営側にとっては非常に魅力的なシステムのはずだ。しかし先日SNSの投稿に目を疑うようなものがあった。「人手不足により、当面の間セルフレジを封鎖致します。」人手不足を解消するために導入したはずのセルフレジなのに、人手不足が起きてしまった本末転倒なスーパーがあった。
 原因を探ってみれば、セルフレジを利用する顧客から不満の声も多く出ている。バーコードを読み込んでくれない。バーコードの読み取りを忘れた。酒をスキャンしたら店員を呼ばなくてはならない。そもそも使い方がよく分からない。など便利に思う顧客もいれば不満に思う顧客も多い。