無声映画の時代、イギリスの世界的な俳優と言えばチャーリー・チャップリン、彼は俳優だけではなく、コメディアンや映画監督など様々な顔を持つ人物として知られる。さらには後世に名言を数多く遺している。その一つに「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇である」という言葉がある。
この言葉にはその後様々な解釈が加えられ、今、何かに躓き思い悩んでいても、少し離れてみると案外気が楽になるものだと解釈されることが多いようだ。
また当事者として物事に取り組む際、近すぎて足元の事実さえ見えないこともあるが、一歩引いて遠目で見ると(原文ではロングショットという言葉が使われる)思いも寄らないものが見えることもある。「灯台下暗し」とも言える解釈もある。現在多くの世界で様々な課題に直面する人がいるが、一歩引いて物事を考えてみるといい。
自動車業界では、成約までの課題解決がまさにこの事象のひとつと言える。
商談中のホット客で、お客さまの状況を考えれば絶対今ここで買った方が良いのに、しかし…ということがよくある。あと一歩の決め手に欠けて決め切れないケースで割とよく見かける。商談を進めるセールス本人は、すべてお客さまの希望を叶えているし予算内でもある、決まらない理由がわからないとぼやく。
なぜ、チャップリンは物事の視点を変えて見たのか

