ラーメン屋が長続きするための秘訣は、こだわりの味で勝負、などと思う人も多いだろうが、実はシンプルな定番のラーメンを同じレベルで作り続けることではないかと私は考えている。奇をてらったものは、その時々で次のこだわりの味や、流行りのスタイルに取って代わられるからだ。
もう一点、ラーメン屋での集客で大切であると痛感すること、それは接客対応だ。
先日出張先で、あるチェーン店のラーメン屋に入った。そのラーメン屋は東北地方から関東、中部、関西に出店するチェーン店で、どこのお店も接客が良いことで定評がある。その日は久しぶりにこのチェーン店に入りカウンターの隅の席で、元気の良い挨拶や気配り、もれなく行われる一人ひとりに対するお見送りなど様子を窺い、相変わらず素晴らしいなと感心しながら注文したラーメンを待っていた。
しかし、お客さんも少なくなり私の元にもラーメンが届くと、ホールのスタッフの動きが止まり、ホール係の2人と厨房のスタッフのおしゃべりが始まった。
なぜ、好印象の店で私は嫌な気持ちになったのか

